東レフィルム加工は、フィルム製膜技術、高度加工技術をコア技術として、暮らしから産業までの多彩な市場で幅広く製品を提供しています。みなさまが手に取ったことがある身近な製品の素材は、その用途に適した工程を経て生み出されています。お客様のニーズや社員のアイディアをかけあわせ、社会に貢献する製品を生み出す原点です。ここではいくつかの工程を紹介します。
PP(ポリプロピレン)、PE(ポリエチレン)、フッ素樹脂などを溶融押出、冷却することによりフィルムを「製膜」しています。
真空中で、金属を加熱・蒸発させ、その金属蒸気をプラスチックフィルム※の上に定着させて金属薄膜を形成しています。
プラスチックフィルムへ各種樹脂を塗布して意匠性、離型性、ハード性、密着性等を付与しています。
ウェットコーティング | ドライコーティング(真空蒸着) | |
---|---|---|
マシン | コーター | 蒸着機 |
加工雰囲気 | 大気 | 真空 |
膜厚み | ミクロン(μm)単位 | ナノ(nm)単位 |
膜の物質例 | 有機物 | 無機物(金属など) |