仕事を知る 開発

入社を決めた動機は?

冒険欲を満たしてくれそうな技術や製品に魅力を感じて

東レフィルム加工に入社を決めた一番の理由は、冒険欲です。冒険欲は私にとって、人間の三大欲求に並ぶ第四の欲求で、人生は冒険から学ぶことが多いと考えています。学生時代は人力車を曳きながら日本を旅するサークルに所属し、忍耐力や結束力を身につけました。大学院に進学してからは、冒険心を発揮して研究活動に取り組みました。高分子化学研究室に所属していたため、重合度や組成比を変化させることで異なる物性を示す高分子の分野は、私にとって冒険そのものでした。
就職活動でも自然と研究・開発職を志し、その中で出会った東レフィルム加工は、製膜技術や加工技術をコアに時代の変化に柔軟に対応した多岐にわたる製品を創出している点が魅力的でした。開発職に就き、私の生み出した機能性フィルムで日本だけでなく世界中の人々に貢献したいという熱い想いは、当時も今も変わりません。

現在の業務内容は?

グループ期待の製品の付加価値を高める仕事

東レフィルム加工の製品には大きく分けて製膜品と加工品の2種類があり、私の所属するFPD技術部では加工品の機能性フィルムを開発しています。基材フィルムにさまざまな特性を有する塗料を何層もコーティングすることで、新たな付加価値を持たせる仕事です。なかでも、私のグループはスマートフォンなどに使用される機能性フィルムの開発を手がけています。まだ世の中に出回っていない新規材料を使用しているため、社内でも東レグループとしても力を入れている製品です。スマートフォンだけでなく、パソコンやカーナビといったさまざまな製品に採用される可能性を秘めています。
私は、まだ要求レベルに達していない機能性を向上させることに取り組んでおり、ベースとなるフィルムの変更が最近の課題です。同じ塗料をコーティングしても、基材フィルムによって別の挙動を示すことに「なぜ?」と疑問を持ち、解決していくことに面白みとやりがいを感じています。

今までの仕事で一番「うれしかったこと」or「つらかったこと」は?

課題と課題の狭間で
試行錯誤し、解決策を見出した手ごたえ

一つひとつではありますが、課題を克服していく過程や、お客様からOKの判定をいただいた時に楽しさを感じます。例えば、基材フィルムのサンプルをお客様に提出したところ、ある課題を言い渡されたことがありました。ところが、この課題を解決するとまた別の新たな課題が生じるという壁にぶち当たったのです。そこでラボレベルでのコーティング実験を何種類も実施し、上司にもアドバイスをいただいて、どちらの課題解決も両立できる処方を見出すことができました。このように開発職の仕事は、研究職よりもお客様に近いのが特徴です。お客様の評価を待っている時はグループみんなでドキドキし、OK判定が出ると技術メンバーだけでなく、営業メンバーも一緒になって喜びます。そんな一体感も、この仕事の魅力です。

今後やりたいことは?

多くの最終製品に採用されるようなフィルムを
世に送り出したい

まずは今、開発している機能性フィルムを世の中に送り出すことが一番の目標です。そして私の携わったフィルムが、さまざまな製品に採用されるようになることを夢見ています。その最終製品が販売されたら、すぐさま購入して大切に使いたいと思っています。買い切れないほど、多種多様な製品に採用されたら……そんなことを想像しながら開発できるのが、中間材料の一番面白いところだと思います。その後は、東レフィルム加工のもう一つの柱である製膜品にも携わってみたいと考えています。東レフィルム加工にはさまざまな技術や多岐にわたる製品があるので、私の冒険欲はまだまだ尽きることはありません。

学生へのメッセージについて

就職活動は、
いろいろな企業を巡ることができる絶好のチャンス

企業との出会いは、どこに転がっているかわかりません。かくいう私自身も、東レフィルム加工との出会いは大学の掲示板でした。インターネットに頼るだけでなく、自分自身の足で情報をつかむことをお薦めします。また、就職活動は普段なら入ることもできないようないろいろな会社を見て回れるよい機会です。就活生ならではの特権ですので、「楽しんだ者勝ち!」という気持ちで頑張ってください。

私の1日

8:00
出社。メールのチェック。
9:00
実験スタート。
ラボレベルでのコーティング実験を実施。
12:00
お昼ごはん。食堂に集まり楽しく食事。
13:00
打ち合せ。東京にいる営業メンバーと電話会議。
情報共有や進捗状況を確認。
15:00
サンプル評価。午前中作成したサンプルの特性を確認。
17:00
終礼。本日の結果を上司に報告。今後の方針等も相談し、決定。
18:00
得られた結果をまとめ、資料作成。明日の準備をして帰宅。